各メーカーがわれ先に行こう!と、開発が進む中
多列化の競争もさることながら・・・
もう一つの開発競争が・・・・
それは!
心臓CTです。
常に動き続ける臓器、心臓。
頭部は固定すれば動きは抑えられます。
胸部、腹部は息止めを頑張れば止まります。
しかし、
心臓は息を止めても動き続けます。
心臓が止まってしまうと、そう、。。。。。。
その、動いている心臓をいかに撮影するか?ということで各メーカーの開発が始まりました。
ここで、誤解されるのですが一般的な
”心臓CT”とは
心臓の臓器本体よりもまわりに走っている、冠動脈、の撮影をさすことが多いと思います。
冠動脈。
心臓の周りを走って、心筋に栄養、酸素を送る非常に重要な血管です。
冠動脈が詰まると、
その部分の心筋が死んでしまうので
心臓が血液を送り出すポンプの役目を果たさなくなります。
心筋梗塞、ですね。
冠動脈は、大きく分けて右に1本、左に2本走っています。
それぞれから、いろんな枝がでて心臓全体の心筋に血液が送られるように走っています。
急激に詰まってしまうことが、急性心筋梗塞、といって場合によっては死にいたることもあります。
その時の、胸の痛みはいろいろあるのですが、
ある患者様は・・・
”急に、熱い鉄の棒で胸をひっかきまわされたような痛みがきて気づいたら、救急車に乗っていた”
・・・とか。。。。
よーーーく考えるとその人は
数日前から胸が変な時があるなぁーー
と、思っていたそうです。
その時、循環器科にかかれば・・・・・
まあ、わかりませんけどね。
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