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CT(8)さて、胸部CT。 両手は、ばんざい。 なぜかというと、手を下ろしていると胸部のところの情報のなかに腕が入ってしまうからです。 レントゲン検査に共通して言えることなのですが、 見たい写真、画像、を撮影するとき、取り除けるものは取り除く、 ということです。 じゃあ、胸のレントゲン写真のときは、 裸が一番なの? 答えは、イエス。何も胸部のところに身につけないほうがいいのです。 でも、プライバシーのこともありますので、写真に影響しなければ無地のシャツ等はいいとされています。 極論からいえば、裸でレントゲン写真、が一番なのでしょうけど(笑) 服をきて写真をとり、怪しくしわなどが写ることもあります。すると、再撮影になり被ばくも増えてしまうのです。 大体は、仰向けになり、位置を合わせる移動をしながら、検査の説明を受けます。 技師:胸の輪切りの写真を撮りますので、放送にあわせて息を吸って止めていて下さい。楽にして、と放送がかかりますので、約20秒くらいできるだけがんばって止めて下さい。もし、造影が必要と先生が判断したら、静脈に注射させていただきますが、全部で検査時間は15分くらいだと思います。なにか、変わったことがあれば言って下さい。 中の声は聞こえるようになってますので。 患者様:はい。 そうなんです、みなさんすごく理解力があるんです。質問はあまりされないんです。 本当にそうですか?(笑) 今度、私が10年技師をしてきて、CT検査担当のときに聞かれた質問を公開します。 胸のCTは主に何が見えるのか? よくあるパターンは、人間ドッグなどでレントゲンに写真がひっかかった、ということ。 @人間ドックにて、要精密検査、といわれた。 @肺の中に、何かあるか? @肺炎は、起こってないか? @事故などで胸を強打して、血とか溜まってないか? @何らかの原因で、水が溜まってないか? @気胸(肺がしぼんでしまって息がしにくくなる状態)はおこしてないか? などです。 一般的に、胸のCTは、肺野の見えやすい条件と、それ以外のリンパ腺とかをみる条件の2種類で読影すると思います。 安心を。 2種類の写真といっても、2回同じ場所を撮影する訳ではありません。 コンピューター処理で、表示条件をかえて2種類の写真を作っているのです。 息止めの時間は、肺の大きさによります。細い体系の人は肺野が大きく息止めも長くなりがちです。気胸といって、何らかの理由で肺がしぼんだ風船のようになって、呼吸がしにくくなる病気もあります。 (自然気胸といって、急になる人もいます。細めの体系ので身長の大きい人、が多いような。 ある人は、電話をしていてなったそうです。2回目だと、”あ、またか”と思ったとか(笑)) 胸は、あまり造影することは、腹部ほどおおくはないような気がします。 肺炎、気胸のときは、ほぼ造影しませんから。 造影しないときの検査は、 放送:軽く息を吸い込んで、とめてください。 ベッドが、動きながら撮影。約20秒。 放送:楽にしてください。 終了。 本当に、これだけです。 あとは、一生懸命コンピューターが計算して、断層像を作って読影医が読影して、主治医にレポートを出す。そのレポートと、たの検査結果などから、患者様にお話しする。 検査20秒。待ち時間2時間。 大げさではなく、あることも・・・・。 で、薬が出れば、院外処方で外の薬局に行ってもらう。 大仕事ですね。 こんど、待ち時間の不思議、もお話したいと思います。 次へ⇒ |
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