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実際にあった質問編。

Q：輪切りって痛い？（おばあちゃんの質問）
A：結局CTも、放射線が体を通った後の量の変化を計算で出して、輪切りの画像を作っているだけなので、痛くないです。強いて言うのなら、造影のときの注射の針を入れるときぐらいですかね.


Q：（撮影後）なにかありましたか？
A：いまコンピューターで、計算してますので、画像が出来次第、先生に読影してもらいますから。外来に戻ってお待ちください。

＊はい、放射線技師は患者に対して結果を言う資格はありません。主治医の話す順番、考えもありますから。それに、私たちは、画像でしか判断できない。症状、他の検査結果、など一番情報を持っているのは、主治医なんです。それなのに、画像だけで患者の診断結果を告げるのは無責任だと思います。わからないのではないのです。でも、計算中っていうのもまるっきりうそではありませんよ（笑）

Q：さっき、胸のレントゲンとったけど大丈夫？
A:病院での検査では、影響が出るような放射線量の検査はしておりませんので大丈夫です。
放射線はたしかに浴びないにこしたことはない、でも、先生はこの検査で病気がわかるというメリットのほうが、放射線を浴びる、というデメリットよりも多いのでこの検査をしてるのですよ。

Q:何かあったら・・・。
A：中の声は常に私たちに聞こえるようになっていますので、声や様子が変な場合は検査を中止しますので、変わったことがあれば言ってください。


Q：造影剤を使うって事は悪いものがあったのですか？
A:なにか写ったりしていたりして、造影剤を使うことによってより分かり易くなるので、造影剤を使ったからといって悪いものがあった、というわけではありません。

＊この手の、知識？情報？がみなさん多く入っているらしく、すごいと思いますよ。あと、副作用、という言葉が過敏な反応が見られます。無理もないですけどね。

Q：この機械いくら？
A：いやー、私たち現場の人間では分からないですねー。

＊入札でも大体の金額は知っています。見積もりいくらで、値引き額がいくらの落札金額いくら、というように。でも、金額が金額なだけに言えませんね（笑）


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